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主にゲームについて呟いているブログ。ツイッターに移行しました。
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今更カテゴリーに「レイトン関連」を追加。
わざわざ日記の中からレイトンの文字を探していた方、すみません。
といってもごちゃまぜなところがあるので50%くらいレイトンの話題が
書いてあったら「レイトン関連」のほうへ。
漫画の話をしていてもレイトンがある程度入っていたら(略
ちょろっと書いてあるものは入れてません。

では書くこともないので今まで出し渋っていた小説を・・・。
思いついたのは約1年前、あらすじをまとめたのは半年前、
完全に文章化したのは3ヶ月前という明らかに怠け作品。
だ、だってレイトンの世界観を文章にしようと思ったらその当時の
仮想ロンドンを再現し、かつ小道具が(殴
そんなにたいそうな話はしていない。

あぁ、いまさらですがこれ、なんかレイルク(ルクレイ?)気味なので
腐とか801とかくそくらえ苦手な方は見なかったことにしてブラウザバック。
・・・個人的にはレイトン親子(ルークは養子)みたいになったなーとは思ってます。

では短編小説「万有引力の法則」をどうぞ。


*+*+*+*+*+*+*
その日、私は忙しかった。
せっかくルークが研究室を訪ねてきてくれたというのに
私は古代生物についてのレポートの作成に勤しんでいた。
ルークはその間、部屋にあるものを眺めたり、書物を手に取ったりしていたようだ。
「・・・先生、あと、どのくらいで終わりますか」
「わからない。
 けれど、このレポートを今日中に仕上げておかなければならないのは確実だ。
 ・・・ルーク、すまないがそこにある青表紙の本を取ってくれないかい」
ルークは無言で本の海から1冊の本を引き上げると私の机の隅に置いた。
「ありがとう」
早速その本を手に取り、欲しい資料を探し始めた。

・・・本来なら今日は午前の講義が終われば休めるはずであったのだが、
急にこのレポートを完成させておく必要が出来てしまった。
当分、終えることは出来なさそうだ。
「ルーク、今日はもう家に帰りなさい。遅くなるといけないからね」
「えっ、でも、先生・・・」
「私なら大丈夫さ。遅くなればここで仮眠を取るから」
ペンを手に取ってレポートの続きを書こうとしたとき、
ルークが後ろから抱き付いてきた。
「・・・ルーク?」
「先生、重さを持っているもの同士はお互いに引き合うんですよ」
その言葉で私はどこかに置いてあった物理学の本を思い出した。
「あぁ、ニュートンの万有引力の法則だね」
 (質量を有するすべての物体間に作用する引力
  2つの物体間に働く万有引力は両物体の質量の積に比例し、距離の平方に逆比例する)
しかし、ルークはいきなりどうしたのだろう。
やはり構ってくれなくてすねているのだろうか。
「ボクはもうバンユウインリョクで先生にくっついたからもう離れません」
といって軽く体重を乗せて来る。
「ははは、それはどうかな。
 この万有引力の法則に従えば体重100kgの人が2人、1m距離をとっていた場合でも、
 その間に働く引力はヒトが感じることが出来ないくらいに微微たるものなんだ」
「・・・それでもボクは先生から離れません」
不意を突かれてムキになるなんてルークはまだまだ子供だな。
この子の成長を感じることができるのは何時(いつ)になるだろうか。

時計を見るともうすぐ3時を差すところだった。
「じゃあルーク、一旦休憩にしてティータイムにしよう。
 近くに美味しい紅茶を出すお店があるんだ」
「本当ですか!行きましょう先生!」
先ほどとはうってかわって明るい声で返事をするルーク。
ティータイムの間に帰宅を促す口実を見つけられるだろうか。

ルークは抱きつくのをやめてしまったが、彼と私は万有引力とは違う力で引き合っている。
*+*+*+*+*+**+*

赤恥・・・。
書いてるとみんなの性格が変わってくるんだよな・・・。
ルーク帰ってこーい(汗
物理の授業中に物理の先生が「体重100kgの人が・・・」と
話をしていたのでそれを元に理論展開。
たしか1円玉の何分の1くらいの重さ・・・うー忘れた。
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